長柄町山之郷『caffe e pane macchinetta』~『絵本のお家sumica』

長柄町山之郷『caffe e pane macchinetta』~『絵本のお家sumica』

 長生郡長柄町は房総丘陵の内にあり標高100mを超え冬寒く『千葉のチベット』と呼ばれるらしい。

 平地が少なく起伏が多く、大きな川が無いため水源確保の溜池・ダムが多い。 変化に富んだ地形により、都会に程近くも豊かな自然が残されています。

 木々に囲まれた約30アールのエリアに西欧の田舎を思わせる 素朴な小屋が点在しています。

 これらは工務店『Nagaiki-工房』が手掛けた 自然素材にこだわった建築集落。
 天然スレート屋根と左官壁。室内は太い古木の柱梁と漆喰や板壁に覆われて、それらの仕様が“家は命を育む器である”というコンセプトから造作されています。

 そのきっかけは娘さんが重度アレルギーだったことだそうです。

カフェ『caffe macchinetta』

「野菜プレートと煮込みハンバーグ」\1,980_
 ハンバーグを煮込んだスープソースが美味しく、最後パンでさらって戴きました。

『結の家』~美容院『Mauliola』+パン屋『pane macchinetta』

日用品と喫茶『福蔵』

絵本・ギャラリー・カフェ『絵本のお家sumica』


 神奈川でデザインの仕事をされていた旦那さんと 学童保育士をされていた奥さんが、自分たちのお店を出すため千葉は一宮町へ移住、その後Nagaiki-工房』との縁で、この長柄町で建築〜2019年4月開業されたそうです。

 旦那さんは元々好きだった植物の知識とデザイン経験を活かして、薬膳ハーブ飲料や造園業を営み、奥さんは子ども達と接した活動と調理経験を活かして、絵本コレクションとギャラリーカフェを営んでいます。

 インテリアもご夫婦の手づくりで、使い古したような素材を活かしながらアンティークでもビンテージでもなく、どこか懐かしくも洗練された空間デザインに仕上げています。 それは時間が止まったような錯覚にもおちいります。

 本棚を見ると“思い”が伝わってくる。『Sense of Wonder』の初版が置いてありました。

薬膳ハーブティー「水木が香る」~鎮静と緩和
 レモンバーベナ+スペアミント+レッドクローバー+カモミールほか

「ブラジルコニロン種」
 チェリー・ブラウンスパイス・シナモンのような香り、豆の味が強調。
 酸味も苦みも少なくコクがある。私は好みのコーヒーです。

 食事もできます。酵母菌から仕込んだパンも美味しそう(次回のお楽しみww)

 里山の自然の中、絵本とアートに囲まれ、穏やかな時間と 心が洗われる体験を。
 是非お薦めしたいカフェです。

コメント

  1. こんな素敵な場所があるんですね!近くに居ながら今まで知りませんでしたwww
    sumicaさんへ行ってみたいと思います!!

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